
1900–
近現代の経営者
ものをつくり、人を育て、会社を続ける。その現場から生まれた言葉は、飾りがないぶん、いまも直接届きます。


豊田佐吉
とよだ さきち/1867–1930
機械が自分で異常に気づく仕組みを作った人
大工の家に生まれ、独学で自動織機を発明した人です。糸が切れたら機械が自分で止まる仕組みは、いまも生産現場の考え方の土台になっています。
小林一三
こばやし いちぞう/1873–1957
何も無い沿線に、暮らしを作った人
乗る人のいない鉄道を引き受け、沿線に住宅地・遊園地・劇場・百貨店を作って、需要そのものを生み出した実業家です。私鉄経営の基本形をつくりました。
松下幸之助
まつした こうのすけ/1894–1989
物より先に、人を作ると言った人
町工場から世界的な電機メーカーを育てた経営者です。事業の目的を暮らしを豊かにすることに置き、人を育てる話を繰り返しました。
豊田喜一郎
とよだ きいちろう/1894–1952
織機の会社で、車を作り始めた人
織機メーカーの中に自動車部門を立ち上げた技術者です。必要なものを必要なときに必要なだけ流す考え方を持ち込み、のちの生産方式の土台をつくりました。
本田宗一郎
ほんだ そういちろう/1906–1991
失敗の数を隠さなかった技術者
町の修理工から出発し、二輪車で世界最大の生産規模に届く会社を育てた技術者です。自分の過去は失敗の連続だったと繰り返し語りました。