モデル化とシミュレーション
実際にやってみるのが難しいことを、数と規則に置きかえて試します。答えを1つに決めるのではなく、条件を変えて何度も試し、傾向をつかむための道具です。
- モンテカルロ法: 正方形にでたらめに点を打ち、円に入った割合から円周率を求めます。点を増やすほど値が落ち着きますが、実行のたびに答えは少し変わります。
- 待ち行列: 窓口の数・1分あたりに来る人・1人にかかる時間を変えて、平均待ち時間と列の長さを調べます。窓口を2倍にしても待ち時間が半分になるわけではありません。
- ライフゲーム: 生き残る・死ぬ・生まれるの3つの規則だけで、形が生まれたり動いたり消えたりします。マスを押して自分で形を作れます。
シミュレーションは、現実のうち「これが大事だ」と決めた部分だけを取り出したモデルの上で動いています。何を省いたかを分かったうえで結果を読む必要があります。