　同じ植物からでも、染める回数や媒染剤の違いで色は変わる。藍は染め重ねるほど濃くなり、薄い順に「甕覗（かめのぞき）」「浅葱」「縹（はなだ）」「紺」と呼び分けられた。
　重ねの色目は、着物の表と裏、あるいは重ねた衣の配色を指す言葉である。季節ごとに決まった組み合わせがあり、名前が付いていた。
