JavaScript(シューティング制作)
基本は learning(ステップ教材) で作りながら学びます。ここでは、始める前の準備と JavaScript 基礎をまとめています。
事前学習ガイド(準備とルール)
このページの使い方
- まずは「JavaScriptの実行」を読み、Consoleに出力できる状態にする
- 例をそのまま打って動くことを確認する(コピペでもOK)
- 慣れてきたら、数値や文字を自分で変えて結果がどう変わるか確かめる
- 最後に「モジュール(export/import)」を読み、ファイル分割の考え方を覚える
準備するもの
- ブラウザ(Chrome / Edge 推奨)
- テキストエディタ(VS Code 推奨)
よく使う操作(ブラウザ)
- 開発者ツールを開く:
F12(ノートPCだとFn + F12の場合あり) - Consoleを表示:開発者ツール内の「Console」タブ
- 画面を更新:
F5/Ctrl + R
つまずきやすいポイント
- エラーが出たら、赤い表示の先頭行(例:
Uncaught ...)を読む - 全角記号(“ ” や = など)が混ざると動かないことがある(半角にする)
- ファイルを分ける場合、HTML側の
<script type="module">が必要
JavaScriptの実行
JavaScriptを実行するためには、ブラウザを立ち上げて開発者ツールを開き、「Console」画面を表示します。
基本ルール(C言語と同じ感覚)
文字列と変数
文字列は "(ダブルクォーテーション)で挟みます。変数は変数名をそのまま書きます(""で囲まない)。
// 文字列の例
console.log("Hello World!");
// 変数の例(""で囲まない)
let hensu = 10;
console.log(hensu);
JavaScript独自のルール
変数の宣言方法
let:変数を宣言する(基本はこれ)const:定数を宣言する(後から変えない値)var:現在はあまり使われないが宣言に使える
let a = 5;
const b = 10;
ゲームを作る前に
HTMLは文字や枠を表示する。CSSは見た目を変える。JavaScriptは動きをつける。
プログラムを分割しよう(モジュール)
大きなプログラムは見づらくなるので、機能ごとにファイルを分けます。これを「モジュール」と呼びます。
export(外に出す)
他のファイルから使えるように、関数や値を外に出します。
import(取り込む)
他のファイルから関数や値を読み込みます。
// util.js(外に出す)
export function add(a, b) {
return a + b;
}
// main.js(取り込む)
import { add } from "./util.js";
console.log(add(2, 3));
ブラウザで import/export を使う場合、HTMLは次のようにします。
<script type="module" src="main.js"></script>
次にやること
- 変数・条件分岐(if)・繰り返し(for)を使って簡単な処理を書いてみる
- ゲーム制作では「表示」「入力」「当たり判定」「更新(ループ)」を分けて考える
- 次は learning に進んで Step1 から作り始める
JavaScript 基礎まとめ(このページだけで復習)
Console の開き方:
F12 または Ctrl + Shift + I →「Console」タブ
1. メッセージを表示する(console.log)
プログラムは基本的に上から順番に実行されます。
console.log("Hello world");
console.log("冒険に出かけよう");
console.log():データを表示する命令(関数)- 丸カッコの中の値は 引数
- 文字は
"..."で囲む - 行末は基本
;
2. よくあるエラー(見つけ方)
Console の赤い行(エラーメッセージ)を読んで原因を確認します。
// つづりミス(×)
console.lo("Hello world");
// セミコロンじゃなくて :(×)
console.log("Hello world"):
// ダブルクォーテーションが閉じていない(×)
console.log("Hello world);
// 全角記号が混ざる(×)
console.log("Hello world");
3. コメント
コメントは実行されません。説明を書いたり、一時的に無効化(コメントアウト)できます。
// 1行コメント
console.log("Hello world");
/* 複数行コメント
ここまでコメント */
console.log("Hello paiza");
// コメントアウト
// console.log("この行は表示されない");
4. 計算と文字列
ダブルクォーテーションが ない と計算、ある と文字列です。
console.log(100 + 30); // 130
console.log("100 + 30"); // 文字列としてそのまま
console.log(100 + 30 * 2); // 掛け算が先
console.log((100 + 30) * 2); // カッコの中が先
5. 変数(データの入れ物)
let greeting = "Hello world";
console.log(greeting);
let message = "Hello";
console.log(message);
message = "Welcome";
console.log(message);
- 変数名:アルファベット /
_/ 数字(先頭は数字NG) - 慣習:先頭は小文字、2語目以降は大文字(camelCase)
letなどの予約語は使えない
6. テンプレートリテラル
let userName = "paiza";
console.log(`${userName}さん、冒険にようこそ`);
7. 条件分岐(if)
let name = "JavaScript";
console.log(`Hello ${name}`);
if (name == "JavaScript") {
console.log("Welcome");
} else {
console.log("Goodbye");
}
よく使う比較演算子:== / != / > / < / >= / <=
注意:= は代入、== は比較です。
8. 繰り返し(for)
for (let i = 0; i < 3; i++) {
console.log(i);
}
i のような回数を表す変数を カウンタ変数 と呼びます。
確認問題
問題を開く
-
次のプログラムの表示内容を書きなさい。
console.log("Hello"); console.log("paiza"); -
次のうち正しい説明をすべて選びなさい。
- A. JavaScript は主に Web ブラウザで動作する
- B. JavaScript はスクリプト言語である
- C. JavaScript は日本語だけでプログラムを書く言語である
- D. JavaScript はサーバ側のプログラミングにも使われる
-
次のプログラムの表示内容を書きなさい。
console.log(50 + 20); console.log("50 + 20"); -
テンプレートリテラルを使って「Taroさん、こんにちは」と表示するようにしなさい。
let name = "Taro"; console.log(`(ここに何を書く?)さん、こんにちは`);
解答例を開く
- Hello / paiza(2行)
- A・B・D
- 70 / 50 + 20(2行)
${name}